自称名探偵の主人公、海老原浩一(えびはらこういち)が怪奇事件に挑む、長編ミステリーシリーズです。著者は小島正樹こじままさき。1作目の『天に還る舟』は小島正樹と島田荘司の共著。
- 謎とトリックが満載で楽しい!
- 海老原のキャラが面白い!
- 順番関係なく読んでもOK
作品一覧(順番)
天に還る舟
島田荘司 小島正樹 南雲堂
埼玉県警が自殺と判断した事件に疑問を持ち、警視庁の中村と、青年海老原浩一は捜査を始める。
十三回忌
小島正樹 双葉社
宇津城家当主、恒蔵の妻が不審死を遂げた。しかし警察はこれを自殺として捜査を打ち切ってしまう。それが不可解な連続殺人事件の始まりになった。
扼殺のロンド
小島正樹 双葉社
鍵のかけられた工場内、しかも扉の開かない事故車で見つかった二つの遺体。読み手を圧倒する謎の連打と、想像を絶するトリックに瞠目必至。
龍の寺の晒し首
小島正樹 南雲堂
神月家の長女、彩が結婚式の前日に首を切られて殺害された。彩の祖母から事件の解決を依頼された海老原浩一が事件に挑む。
綺譚の島
小島正樹 原書房
現実とは思えない奇異の数々と「贄の式」参加者の連続死、海老原浩一は「伝説」をいかに解きほぐしていくのか。
祟り火の一族
小島正樹 双葉社
殺したはずの女が蘇り、のっぺらぼうが林に立つ。包帯男に語り聞かせる怪談に興味をもった劇団員の明爽子は、刑事の浜中と探偵の海老原を巻き込んで、捜査に乗り出した。
呪い殺しの村
小島正樹 双葉社
東北の寒村・不亡村に、古くから伝わる「三つの奇跡」。調査に訪れた探偵の海老原浩一は、術を操る糸瀬家に翻弄される。
怨み籠の密室
小島正樹 双葉社
飛渡優哉は父の死に際の「謂名村…殺され…」の言葉を聞いて謂名村を訪れるが、待ち受けていたのは首吊り死体だった。優哉はかつて自分の窮地を救ってくれた探偵に相談することに。