神山高校の古典部に所属する折木奉太郎(おれきほうたろう)が主人公の学園ミステリーシリーズです。省エネ主義のホータローが、同じく古典部の千反田える(ちたんだ)に頼まれて、しぶしぶ謎を解きます。著者は米澤穂信(よねざわほのぶ)。
- ライトノベル風本格ミステリー
- 長編でもすごく読みやすい
作品一覧(順番)
氷菓
米澤穂信 KADOKAWA
『氷菓』という題名の文集に秘められた三十三年前の真実──。折木奉太郎は、なりゆきで入部した古典部の仲間に依頼され、謎を解き明かしていく。
愚者のエンドロール
米澤穂信 KADOKAWA
古典部のメンバーが先輩から見せられた自主制作のビデオ映画は、廃屋の密室で起きたショッキングな殺人シーンで途切れていた。犯人は? その方法は?
クドリャフカの順番
米澤穂信 KADOKAWA
秋の神山高校文化祭(通称:カンヤ祭)が始まった。だが学内では奇妙な連続盗難事件が起きていた。学内での連続盗難事件「十文字事件」に古典部が挑む。
遠まわりする雛
米澤穂信 KADOKAWA
地元の祭事「生き雛まつり」で起きた「手違い」が気になる千反田は奉太郎とともに真相を推理する。古典部を過ぎゆく1年を描いた短編集。
ふたりの距離の概算
米澤穂信 KADOKAWA
古典部への入部を撤回した新入生大日向友子。奉太郎マラソン大会で20キロメートルの距離を走りながら、心変わりの真相を推理する。
いまさら翼といわれても
米澤穂信 KADOKAWA
合唱祭の本番を前に、ソロパートを任されている千反田えるが姿を消した。会場に駆けつけた奉太郎は推理を開始する。短編集。