主人公の波田煌子(なみだきらこ)が、謎を解くシリーズです。活躍の場所はクリニック、警察、学習塾と様々です。とぼけているようで、しっかり物事の本質を見抜いているとこが痛快です。第4作で完結後、喫茶店のママとして再登場し、新しいシリーズになってます。著者は鯨統一郎(くじらとういちろう)。
- 波田の幼い容姿と同じく幼い知識とトボけた会話
- 新しいシリーズも面白い!
作品一覧(順番)
なみだ研究所へようこそ!
鯨統一郎 祥伝社
メンタル・クリニック〈なみだ研究所〉。波田煌子はなぜか患者の心の悩みをズバリと言い当て、病を治してしまう。本当に彼女は伝説のセラピストなのか?
なみだ特捜班におまかせ!
鯨統一郎 祥伝社
伝説のサイコセラピスト・波田煌子が迷宮入りとなった猟奇殺人事件を捜査する特捜班に、犯罪心理分析官として民間から登用された。
なみだ学習塾をよろしく!
鯨統一郎 祥伝社
伝説のサイコセラピストであり、元警視庁プロファイラーの波田煌子が学習塾の事務員としてやってきた!
蒼い月 なみだ事件簿にさようなら!
鯨統一郎 祥伝社
現場に残された「蒼い月」という文字、横たわる死体―。特殊捜査班が事件解決に乗り出すが、犯行は重ねられる。警察はあの波田煌子の協力を仰ぐことに。
江古田ワルツ 喫茶〈ひとつぶの涙〉事件簿
鯨統一郎 中央公論新社
常連客の持ち込む話や、ふらりと立ち寄った一見さんの抱える悩みを、年齢不詳、自称・元サイコセラピストで元警視庁プロファイラーの「ママ」が鮮やかに解決する。
江古田ロック 喫茶〈ひとつぶの涙〉事件簿2
鯨統一郎 中央公論新社
ひとつぶの涙で働く小林少年は、バイト仲間の海江田さんに恋をした。ママと常連客たちが、よせばいいのに口を出しはじめ――。小林少年の恋の進展も気になる全五話。