神出鬼没とラフすぎる服装が特徴の「放浪探偵」信濃譲二(しなのじょうじ)が主人公のシリーズ。王道を行く推理を著者の文章力表現力が支えしっかりと読ませます。3作目までの長編で完結して、4作目は長編の隙間を埋めるエピソードを集めた短編集です。著者は歌野晶午(うたのしょうご)
- 「家」シリーズ3作と後日譚・前日譚の4作目
- 順番通りに読むのがおすすめ
作品一覧(順番)
長い家の殺人
歌野晶午 講談社
消失死体がまた元に戻る?完璧の「密室」と「アリバイ」のもとで発生する、学生バンド「メイプル・リーフ」殺人劇。
白い家の殺人
歌野晶午 講談社
冬の八ヶ岳山麓の別荘で、猪狩家の令嬢・静香が逆さ吊り死体で発見された。信濃譲二は完全犯罪を暴けるのか?
動く家の殺人
歌野晶午 講談社
信濃譲二は、とある小劇団にマネージャーとして参加。だが、特別公演「神様はアーティストがお好き」の初日、惨劇の幕が切って落とされた。
放浪探偵と七つの殺人
歌野晶午 講談社
なぜ死体は動いたのか? 殺人者が犯した、たった一つの過ちとは?試みと驚きに満ちた傑作ミステリー八編。