「謎解きはディナーのあとでシリーズ」東川篤哉




東京・国立市を舞台に世界的な企業グループの令嬢で、新人刑事の宝生麗子(ほうしょうれいこ)が遭遇した難解な事件を、彼女の執事・影山が、現場を見ずとも概要を聞いただけで事件を推理し、解決に導いていく、という作品。本格ミステリーの体裁を取りつつ、影山が執事の立場でありながら麗子に毒舌・暴言を吐いたり、上司である風祭と麗子のやり取りなどユーモアをふんだんに取り入れた作風となっている。著者は東川篤哉(ひがしがわとくや)。

- 短編の本格ユーモアミステリー
- 文庫版書下ろし作品もチェック
- ドラマ化(劇場版映画化)されました
作品一覧(順番)

謎解きはディナーのあとで
東川篤哉 小学館
「この程度の真相がお判りにならないとは、お嬢様はアホでいらっしゃいますか?」女性の死体はアパートの一室で、玄関の近くにうつぶせの状態で、なぜか外出用の服装とブーツを履いたまま倒れていた。
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素人名探偵
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