「霞田兄妹シリーズ」太田忠司
霞田（かすみだ）志郎が主に依頼を受ける形で事件を解決するシリーズ。世界の都市名が冠されたアイテムがモチーフとなる事件から、タイトルに色を冠し「男爵（バロン）」こと桐原が登場する新機軸へと移行していきます。著者は太田忠司（おおたただし）。
- 名古屋が舞台のシリーズ
- 人気本格推理シリーズ
作品一覧（順番）
上海香炉の謎
太田忠司 祥伝社
新進作家霞田志郎は水沢美智子から姉圭子の探索を懇願される。志郎と妹の千鶴が水沢邸に泊った晩、父親の寝室で美人タレントが絞殺されてしまう。
倫敦時計の謎
太田忠司 祥伝社
ロンドンのビッグベンを象った大時計の完成式典で、針が１２時を指した時、仕掛け人形のかわりに死体が飛び出した。死んでいたのは時計作家。さらに殺人は続いた…。
伯林水晶の謎
太田忠司 祥伝社
ナチスによるユダヤ人襲撃は、散乱する窓ガラスに因み、「水晶の夜」と名付けられた。その悪夢が現代日本に甦った！被害者の宮谷は無数のガラス片に覆われ、息絶えていたのだ。
維納音匣の謎
太田忠司 祥伝社
「ウィーンの銘菓とモーツァルトの夕べ」の最中、ピアニスト・杏が殺された。作家探偵霞田が奔走する中、杏愛用のオルゴールが二台、紛失していたことが判明、さらに新たな殺人が！
巴里人形の謎/h3>
太田忠司 祥伝社
人形作家の沖村嶺がパリで自殺した。三年後、沖村の伝記出版記念会の夜、作者の牧准平が殺される。二人の同級生で作家探偵の霞田志郎は、高校時代の追憶の中に真相を追う。
東京『失楽園』の謎
太田忠司 祥伝社
臨海副都心に立つ大天使ミカエル像直下のテーマ・パークで男が絞殺された。現場に残された「汝、悪の創始者よ」に、作家探偵霞田志郎は犯人の秘密を看破するが…。
紫の悲劇
太田忠司 祥伝社
奇妙な連続毒殺事件の解決に乗り出した霞田の前に、手口の酷似する十年前の迷宮入り殺人が浮上。霞田は当時の捜査を担当した元刑事桐原に料亭「邑さ喜」に招かれたが…。
ベネチアングラスの謎
太田忠司 祥伝社
ガラス工芸品の美術館を併設するクリニックで、院長の大和田彩子が扼殺された。現場には、割れたベネチアングラスの一輪ざしが…。
紅の悲劇
太田忠司 祥伝社
日舞紅真会の発表会楽屋で、師範の田嶋紅真が絞殺された。襦袢と唇と、首を絞めた紐の紅…。真相を追う作家探偵霞田を嘲笑うかのように、活躍中の弟子紅里が酷似した状況で殺される。
藍の悲劇
太田忠司 祥伝社
天才的推理で知られる「男爵」こと桐原が美貌の藍染作家・志賀織香を霞田に紹介した。その矢先、彼女の師に当たる東藤が工房で毒殺。死体はなぜか頭部を藍甕に突っ込んでいた。
男爵最後の事件
太田忠司 祥伝社
「この中の誰かが私を殺す」男爵こと桐原は主催の晩餐会でそう宣告した。事件と探偵がいかに関わるべきか、対立し続けた男爵と霞田。二人の対決に驚愕の結末が！
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素人名探偵
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